透析治療には週に3回で、毎回2本の針で穿刺を受ける必要があるため、患者さんは少なくとも年間312回の穿刺痛みに耐えらなければなりません。よって、患者さんが抱えた痛みや不安、ストレス等が想像しにくくありません。そのせいで、一部の患者がその痛みを恐れて透析を拒否するまでにいます。その痛みの不安も透析スタッフに伝わってきますので、医療従事者のストレスにもなります。

韓国で行った臨床試験の結果によると、フィラピーで照射したことによって、穿刺の痛みが大いに緩和されたことが観察されました。また、イギリスのCity Hospital Sunderland病院での観察にも穿刺痛みの緩和や穿刺による血腫の改善が早まったことが分りました。つまり、フィラピー照射することによって、患者さんが透析に対する不安が軽減され、よい治療の結果に繋がれます。また、フィラピーを使っているクリニックの技師さんの話によると、フィラピーを使った場合、患者さんの血管がより観察・穿刺しやすくなります。患者が持つ透析不安が少しでも軽減できれば、本来緊張している患者さんと医療従事者との関係が良くなり、患者のQOL(生活の質)や看護の質も向上されると思われます。

Reference:

1. Clinical utility of far-infrared therapy for improvement of vascular access blood flow and pain control in hemodialysis patients. Kidney Res Clin Pract. 2016 Mar;35(1):35-41.

2. Far infrared therapy for arteriovenous fistulas. BRITISH JOURNAL OF RENAL MEDICINE 2013; 18 (4):30-31.

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