フィラピー療法

フィラピー療法

フィラピーは特定波長の赤外線を使う光線療法、物理療法の一種です。不可視の光線による非温熱療法の様々な症状に対する効果が期待されています。正しく使うために、下記使用方法の説明及び注意事項をよくお読み下さい。


使用方法

  • 直接皮膚に照射する

衣類やブランケット等を皮膚にかぶせると、赤外線は反射され、熱だけが身体に吸収されることとなり、治療効果が上がりません。

赤外線のエネルギーを直接皮膚に吸収させるため、ご使用の際には皮膚に直接照射することが大切です。


  • 照射距離を20-50 cmになる

フィラピー照射時、照射部位の温度は安定しています。きちんと安全照射距離を守れば、照射部位の皮膚温度は40度以下に保たれます。温かくて気持ち良く感じます。注意点として、フィラピーは温かいほど効果が高くなるわけではありませんので、20センチ以上離してご使用ください。


  •  1回の治療コースは30分がおススメ

フィラピー治療の特徴は非温熱効果を重ねることにより達成するものです。毎回一定以上の時間(30分から60分が理想的)ご使用いただければ効果が出てきます。また、複数回使用の方が1回の長時間使用より効果が高くなります。


  •  毎日の使用が推奨

使用頻度が多ければ多いほど効果が高い。1回では効果が出にくいので、定期的な使用が必要です。

少なくとも2日に1回以上の使用が必要ですが、毎日のご使用がお勧めです。

1日複数回ご使用いただくと効果がより高まります。(例えば、朝、昼、夜など)

注意事項

  • 使用頻度:2日に1回以上、1回30分。
  • 直接皮膚に照射すること。
  • 照射部位に創部があれば、創部から30 cm~ 50 cm以上離して、ご使用下さい。
  • 出血中の部位には照射しないで下さい。
  • 糖尿病の足病変やPAD(末梢動脈疾患)で温度への感覚が鈍くなっている方は、照射距離をきちんと守って下さい。


Share by: